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フィリピン保健省視察団の来所

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フィリピンにて、大きな社会問題となっている薬物依存。
貧困や環境が取り巻く中で、国として対策に動き始めました。
今回2月末日からの4日間に渡り、大統領の任命を受けた視察団が来日。
日本国内で行われている薬物依存症に対するプログラム視察を行われました。

プログラム視察の一箇所として川崎ダルクに来所されました。
ダルクでのプログラムや運営に対する補助金や障害者総合支援法の制度のプレゼン、
施設内プログラムの内容や回復施設の雰囲気を見学されました。
川崎ダルクが行っている琉球太鼓の演舞もビデオでご覧いただきました。

男性と女性のデイケアセンターで行われた、2時間という貴重な時間の中で依存症者に対する支援について、たくさんの意見交換を行いました。

今後のフィリピンにおける依存症対策が、苦しんでいる人々に届くように祈っております。

参加者:大統領府次官補、保健省職員4名、JICAの方、日本の研究者や専門家の方合計11名。
    APRI東京本部から志立玲子、山本 大  藤岡ダルク施設長との意見交換でした。